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1回のライブで世界の顧客へ:AIリアルタイム翻訳

1回のライブで世界の顧客へ:AIリアルタイム翻訳 — 12か国の国旗とLIVEアイコンを配したShopliveブログのカバー

執筆

Sun

編集

Roanne

💡 ひと目でわかるポイント

  • AIのリアルタイム字幕・翻訳を使えば、1回のライブ配信を複数の言語で届けられます。国ごとのホストや別の配信なしに、世界の顧客とつながれます。

  • とくにグローバルマーケットプレイスやライブオークション、海外進出中のブランドのようにリアルタイムの情報伝達と参加が重要なビジネスで、言語の壁を下げて購入機会を広げられます。

  • Shopliveは自社ECサイト・アプリの中で多言語字幕とコマースをつなぎ、視聴から入札・購入、顧客データの獲得までを1つのチャネルで続けられます。

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海外の顧客にライブコマースを販売するとき、最初にぶつかる問題は言語です。
商品ページは複数の言語に翻訳できますが、ライブ配信は違います。ホストがリアルタイムで説明し、質問に答えるため、配信そのものを販売する言語の数だけ運営する必要があるからです。

AIリアルタイム翻訳は、この問題を別の方法で解決します。ホストの音声をAIがリアルタイムでテキストに変換し(STT、Speech to Text)、視聴者の言語に翻訳して字幕として提供します。

海外の視聴者2人がノートパソコンでライブコマース配信を見ながら、ホストの話を聞き取れずに困っている様子

言語の壁がライブコマースの購入を止めます

顧客は複数の市場に散らばっているのに、ライブは1つの言語だけで進む。配信を始めた瞬間から、一部の顧客は自然と取り残されます。ホストの説明を100%理解できないため、最後まで見る理由もなくなります。

結局のところ、購入は信頼の問題です。そして信頼は正確な情報から生まれます。CSA Researchの調査では、消費者の76%が母国語の商品情報を見て買う方を選び、40%は理解できない言語のサイトでは購入しないと答えました。10人に4人が、価格や配送ではなく言語の壁で購入をやめているということです。

似た2つの商品のどちらかを選ぶとき、回答者の76%は自分の言語で情報が書かれている方を選ぶ。

複数の国に販売するブランドにとって、正確な言語で伝えることは選択肢ではなく販売の必須条件です。

言語ごとにホストを分ければよいのでは?

もちろん可能です。ただ、グローバル市場が広がるほど運用コストと複雑さも一緒に増えます。
1回のライブを5言語で配信するには、ホスト5人はもちろん、言語別の台本と配信スケジュール、運用の人員までそれぞれ必要です。国ごとの時間帯に合わせて配信を組み直し、コメントや問い合わせにも言語別の対応が要ります。

結果として1回のライブを5本の配信として作り直す構造になります。市場が増えるほどコストと運用リソースも増えていく理由です。

グローバルライブコマースの課題は、国ごとに配信を新しく作り続けることではありません。
1回のライブを保ったまま、世界中の顧客が自分の言語で理解し、参加できるようにすること。
これがグローバルライブコマースの拡張性を決めます。

1回の配信で複数の言語に届けられますか?

はい。配信は1回だけで済みます。

ShopliveのAIがホストの音声をテキストに変換し、視聴者の言語に翻訳してリアルタイム字幕として表示します。ホストも、商品も、配信もそのままです。変わるのは、その配信を理解できる顧客の範囲です。

ShopliveのAI STT(リアルタイム字幕・翻訳)の設定画面は次のとおりです。

Shoplive管理画面の字幕設定 — 元の言語とリアルタイム字幕(STT)の有効化、翻訳対象言語、リプレイ字幕の生成オプション

ソーシャルメディアのライブとの違いもここにあります。Shopliveはブランドの自社ECサイトやアプリの中でライブと多言語字幕を提供します。顧客は翻訳された説明を読みながら、同じ画面で商品を確認し、購入や入札ができます。さらに配信がブランドのチャネルで行われるため、視聴データと顧客データを自社に蓄積し、その後のCRMやリピート施策にも活かせます。

つまり、国ごとに配信を新しく作るのではなく、1回のライブに複数の言語を足す方法です。

YouTube・TikTokの字幕と何が違いますか?

YouTubeやTikTokのようなソーシャルプラットフォームにも字幕機能はあります。ただ、その多くはコンテンツのアクセシビリティを高めるための字幕が中心です。ライブの音声をその場で別の言語に翻訳して届ける点では限界があります。

Shopliveの違いは、字幕と翻訳がコマースの中で動くことです。ホストの話をリアルタイムでテキストに変換し、視聴者の言語に翻訳して表示します。顧客は翻訳された説明を読みながら、同じ画面で商品を確認し、そのまま購入や入札ができます。

もう1つの違いは顧客がとどまる場所です。ソーシャルプラットフォームでは視聴データと顧客データがプラットフォーム側に貯まりますが、Shopliveではブランドの自社ECサイト・アプリの中で配信が行われます。つまり単に「字幕を見せること」ではなく、1回のライブを複数の言語圏の顧客に届け、その場で購入までつなげること。これがグローバルコマースにおけるShopliveの多言語ライブの違いです。

項目

YouTube

TikTok

Whatnot / Twitch

Shoplive

ライブ字幕

はい(英語、通常遅延の配信)

はい(話している言語)

Whatnotは非提供(端末のアクセシビリティ機能)・Twitchは表示のみ

はい

リアルタイム多言語翻訳

いいえ(翻訳はアーカイブのみ)

いいえ(外部ツールが必要)

いいえ

はい

自社EC・アプリ内でのライブ

いいえ

いいえ(TikTok Shop提供国では決済もTikTokが保有)

いいえ

はい

翻訳字幕と購入・入札が同じ画面

いいえ

いいえ

いいえ

はい

顧客データ・CRM連携

プラットフォームが保有

プラットフォームが保有

プラットフォームが保有

ブランドが保有

どんなブランドに向いていますか?

特にすでに複数の国に顧客がいる、あるいはグローバル市場を広げているブランドに向いています。

代表的なのは、コレクティブルやリセール、雑貨のように売り手と買い手が世界中に分散するグローバルマーケットプレイスです。とくにオークションでは効果が大きくなります。ヨーロッパ、日本、東南アジアの顧客が同時に参加しても、いまの入札額や商品説明が分からなければ、入札そのものをあきらめてしまうからです。

新しい市場に進出したものの、現地のホストや制作チームをまだ持たないブランドにも役立ちます。現地の体制をつくる前に、既存の配信1本で市場の反応を先に確かめられます。また、複数の国のVIPを招く限定公開ライブでも活用できます。1回の配信を保ったまま、それぞれの顧客に自分の言語で情報を届けられるからです。

結局、「グローバルの顧客はいるが、国ごとに配信を分けるのは難しいブランド」ほど効果が大きくなります。

多言語字幕付きのライブを見た海外の顧客がブランドの自社ECサイトでそのまま決済し、グローバル売上が伸びていく様子

何から始めればよいですか?

最初からすべての市場を開く必要はありません。すでに海外からの注文が発生している市場から始めるのが最も効果的です。

  1. 海外販売がすでにある市場から
    商品は売れているのにライブは1つの言語だけ、という状態なら最も確実な出発点です。既存の配信に字幕と翻訳を足すだけで、現地の制作リソースなしにより多くの顧客へ届きます。

  2. リアルタイムの参加が重要な配信から
    ライブオークション、数量限定販売、新商品の公開のように、その場で判断が必要な配信ほど効果が出ます。説明を理解できない瞬間に、参加と購入の機会も一緒に消えてしまうからです。

  3. データを見ながら言語を広げる
    最初から国別の配信を作るのではなく、1本の配信に言語を1つずつ追加し、視聴・参加・購入のデータを確認しながら次の市場へ広げていきます。

さらに、配信で生成された字幕は配信後のコンテンツとしても使えます。テキストを整えて自社サイトに掲載すれば、SEO・AEOのためのコンテンツとして再活用できます。

1回のライブをより多くの言語に届けることから始めて、1本の配信でより多くの市場を試し、広げていく。これが最も効率的なグローバルライブ戦略です。

FAQ

Q. ライブ配信にリアルタイム翻訳を組み込めますか?

はい。AIがホストの音声をテキストに変換し、その文を視聴者の言語に翻訳して配信中に字幕として表示します。配信を作り直したり、言語ごとに分けたりする必要はありません。遅延なくリアルタイムで配信されるため、視聴者はストレスなく利用できます。

Q. 視聴者にはどのように字幕が表示されますか?

プレーヤーに字幕(CC)ボタンが表示され、視聴者は必要なときに自分でオンにします。字幕をすべての視聴者に公開するか、管理者だけに見せるかは、配信を作成するときの設定で決めます。表示される言語は、視聴者が使っている言語に合わせて切り替わります。

Q. 配信が終わったあと、アーカイブにも字幕は残りますか?

はい。リプレイ字幕は別に生成でき、公開範囲もライブとは分けて設定します。配信を見逃した海外の顧客も、あとから同じ説明を自分の言語で読めます。こうして生成されたテキストは、自社サイトのコンテンツとして整えて再利用することもできます。

Q. YouTubeやTikTokでもライブ翻訳はできるのでは?

ライブ中の翻訳を自社機能として提供しているところはありません。YouTubeはライブ字幕が英語のみで、翻訳はアーカイブで付きます。TikTokのライブ字幕はホストが話している言語のまま表示されます。Whatnotは字幕を視聴者の端末のアクセシビリティ機能に任せ、Twitchは配信者が用意した字幕を表示するだけで翻訳には対応していません。Shopliveは配信中に翻訳字幕を提供し、その字幕が自社EC・アプリの中で商品・入札・購入と連携して活用できます。

Q. 市場ごとにホストや運用チームを分ける必要はありますか?

いいえ。ホスト1人が1回の配信を行い、別の言語を使う視聴者は字幕で同じ配信を自分の言語で見られます。言語の数だけ配信を作り直したり、時間帯を分けたりする必要はありません。

Q. 商品を説明するのにAI翻訳の精度は十分ですか?

一般的な商品紹介や顧客対応には十分に使えます。ただし契約、医療、法律のように表現ひとつが重要な情報は別途確認し、顧客が正確な内容を確かめられるテキストも一緒に用意することをおすすめします。翻訳精度は言語や商品カテゴリーによって差が出ることがあります。

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