同時配信でSNSの到達を自社の売上に

執筆
Claudia
編集
Lucid
💡 ひと目でわかるポイント
SNSの到達力はそのまま活かしながら、購入と顧客データは自社チャネルに蓄積できます。1回のライブをInstagramやYouTubeなど複数のチャネルへ同時に配信し、既存のフォロワーを逃さず自社チャネルの売上と顧客との関係につなげましょう。
同時配信とは?
すでに多くのブランドがInstagram、YouTube、Facebook、WhatnotなどのSNSでライブコマースを運営しています。ただ、自社アプリやサイトでもライブを行うとなると、配信を別途用意し人員を増やす負担が生まれます。
Shopliveの同時配信は、1回のライブ配信を複数のSNSと自社チャネルへ同時に届ける機能です。SNSで積み上げてきたフォロワーと露出はそのまま保ちながら、自社チャネルには購入と顧客データが蓄積されます。
SNSは新しい顧客に出会い、配信を広げるうえで強みがあります。ただSNSだけに頼ると、購入データと顧客との関係をブランドが十分に持てません。同時配信を使えば、SNSの到達力はそのまま活かしながら、売上と顧客データは自社チャネルに残す形をつくれます。SNSは顧客を呼び込むチャネル、自社チャネルは購入と関係づくりのチャネルという使い分けです。

どのように動きますか?
Shopliveで1つのライブ配信を始めると、同じ配信がつながっているInstagram、YouTube、Facebookなど複数のチャネルへ同時に流れます。配信の制作と運営は一度だけ、視聴者がいる複数のチャネルで同時に顧客と出会う形です。チャネルごとに役割を変えることもできます。
SNSチャネル — Instagram、YouTube、Facebookなどで既存のフォロワーと会い、新しい視聴者を獲得します。SNSから流入した視聴者は自社チャネルへ案内し、商品を確認して購入してもらえます。
自社アプリ・サイト — 購入が行われるチャネルとして使い、視聴や商品クリック、購入履歴などの行動データが蓄積されます。ここでの行動は顧客の識別やCRM施策にも活かせます。
つまりSNSではより多くの顧客に届き、自社チャネルでは購入と顧客との関係を積み上げる形です。
Shopliveの同時配信を選ぶ理由
Shopliveの同時配信の要点は、開発や複雑な連携なしに運営担当者が自分で複数のチャネルをつなげることです。各プラットフォームが提供するストリームURLとストリームキーをShoplive管理画面に入力すればすぐにつながります。既存の配信を作り直したり、開発チームに連携を依頼したりする必要はありません。
開発なしですぐつながります
Shoplive管理画面で配信したいチャネルのストリームURLとキーを入力すれば設定は完了です。マーケターやライブ運営の担当者が自分でチャネルを追加して配信を始められるので、これまでの運営方法はそのままに、配信が届くチャネルだけを広げられます。オークション型、リセール型、マルチセラーなど、さまざまな配信フォーマットでも同時配信を活用できます。
設定は3ステップで終わります
1. 各プラットフォームのストリームURLとキーを確認します。
配信したいプラットフォームでライブを作成し、ストリームURLとストリームキーを確認します。多くの場合、ライブ設定画面に表示されます。
2. Shoplive管理画面に入力します。
Shoplive管理画面のストリーミング → SNS配信で、該当チャネルのストリームURLとキーを入力して保存します。一覧にないチャネルは同時配信チャネル追加から自分で登録できます。
3. いつもどおりライブを始めます。
ライブ配信を開始したあと、配信コンソールでSNS配信開始を押すと、つながっているチャネルへ同じ映像が流れます。
1回のライブ設定 → 複数チャネルへ同時配信
配信の準備は一度だけ。顧客がいる複数のチャネルで同時に配信しましょう。
Instagramはここだけ注意してください
Instagramは他のプラットフォームよりも、配信の直前にストリーム情報を確認することが大切です。あらかじめ保存しておいたストリームキーが配信の時点で有効でない場合があるため、本番前に最新のストリームURLとキーを確認しておくことをおすすめします。
✓ Instagram同時配信の手順
配信の直前にPCからInstagramにログインし、作成 → ライブ配信へ進みます。
ライブ設定を進めたあとに表示されるストリームURLとストリームキーを確認します。
確認した情報をそのままShoplive管理画面に入力して保存します。
配信の状態を確認してから、Shopliveの配信コンソールでSNS配信開始を押します。
Instagram側でも配信が正常に流れているかもう一度確認します。

直前に設定するのが安全です
Instagramの同時配信がうまくいかないときは、まずストリームURLとキーが今のライブ配信の情報と一致しているかを確認してください。他のプラットフォームは先に設定しておき、Instagramだけは配信の直前に最新情報を入力するのがおすすめです。
TIP. 初めて同時配信をするなら、本番前に非公開またはテスト環境でInstagramへの配信がつながるか確認してみてください。
同時配信を活かすには?
同時配信の要点は、同じ配信を複数のチャネルへ流すことそのものではありません。SNSの到達力は活かしつつ、購入と顧客との関係は自社チャネルで続けることです。
SNSからの流入を自社チャネルの売上につなげるSNSでライブを見ている顧客に、自社チャネルで商品を確認して購入できることを案内します。配信中に自社EC限定の特典や購入リンクを一緒に出せば、SNSで得たトラフィックを自社チャネルの購入につなげられます。
インフルエンサーのフォロワーを新規顧客にするインフルエンサーとのライブでも同時配信は使えます。インフルエンサーのSNSで既存のフォロワーに配信を届け、自社チャネルでは商品と特典を用意する形です。複数のインフルエンサーと組むなら、それぞれのSNSで得たトラフィックを1つの自社チャネルに集めて新規顧客を獲得することもできます。
一度きりの視聴者をリピーターにするSNSで一度配信を見た顧客に、もう一度ブランドを訪れてもらうことも大切です。会員登録やポイント、クーポンなど自社チャネル限定の特典を用意し、視聴・購入履歴をもとに後続のCRMを回せば、一度きりの視聴者を長く続く顧客に変えられます。
特定のプラットフォームへの依存を下げる売上と顧客接点が1つのプラットフォームに集中すると、アルゴリズムや方針の変更、障害などの影響を受けやすくなります。複数チャネルへ同時に配信し、自社チャネルも合わせて運営すれば、接点を分散できます。
自社チャネル限定の施策を試す新商品の発売や限定割引など、自社チャネルだけで提供する特典をつくってみてください。SNSでは既存のフォロワーと新しい視聴者を集め、自社チャネルでは限定特典で購入につなげます。データが自社チャネルに残るので、どの特典やメッセージが実際の購入につながったかも確認できます。
結局のところ同時配信は、SNSのトラフィックを手放さずに、自社チャネルの売上と顧客との関係を育てる方法です。
配信前チェックリスト
同時配信では配信そのものよりも、チャネルごとに顧客にどう動いてほしいかを先に設計することが大切です。本番前に次の項目を確認してみてください。
1. SNSから自社チャネルへ移る理由を用意する
自社EC限定のクーポンや特別な特典など、SNSの視聴者が自社チャネルを訪れる理由をつくりましょう。配信中も「自社ECだけの特典です」と繰り返し伝えると流入につながります。
2. チャネルごとにCTAを変える
SNSでは「商品と特典は自社ECでご確認ください」のように訪問を促し、自社チャネルでは「今すぐ購入」、「ライブ特典を確認」のように購入を促すCTAを使います。3. SNSでは見えない情報を先に伝える
外部プラットフォームでは、自社チャネルで提供している商品情報やイベント、クイズなどの一部が同じようには見えないことがあります。その場合は配信中に「商品と詳しい特典は自社ECでご確認ください」のように違いを直接伝えてください。
4. 自社チャネルで集めるデータを先に決める
自社チャネルへ流入した視聴者の登録、商品閲覧、購入といった行動をどう活かすかを先に決めておきましょう。配信後は購入履歴や再訪データをもとに、クーポンやCRM、再購入キャンペーンにつなげられます。
5. 本番前にテストする
初めて同時配信をするなら、本番前に非公開配信やテスト用アカウントで配信状態を確認することをおすすめします。とくにストリームURLとキーが正しく入力されているか、各チャネルで映像が正常に表示されるかを事前に確認してください。
よくある質問
Q. これまで運営してきたSNSライブは止める必要がありますか?
いいえ。これまでのSNSライブはそのまま運営しながら、自社チャネルへも同時に配信できます。
Q. 配信をチャネルごとに分けて行う必要がありますか?
いいえ。1回のライブ配信を、つながっている複数のチャネルへ同時に配信します。
Q. 追加の機材や開発の人員が必要ですか?
いいえ。これまでのライブ設定をそのまま使い、各プラットフォームのストリームURLとキーをShoplive管理画面に入力するだけです。
Q. Instagramだけ同時配信できない場合はどうすればよいですか?
まず現在のライブのストリームURLとキーが正しいか確認してください。Instagramは配信の直前に最新のストリーム情報を確認して入力することをおすすめします。
Q. オークションやリセールの配信でも使えますか?
はい。オークション型、リセール型など、さまざまなライブ配信フォーマットで同時配信を活用できます。
Q. 複数のセラーがそれぞれ配信する場合も可能ですか?
はい。セラーごとの個別配信にも同じように適用できます。
Q. 購入はどこで行われますか?
自社サイトまたはアプリで購入が行われます。SNSでは顧客に届き、自社チャネルでは購入と顧客データを蓄積する形で活用できます。
📝 あわせて読みたい
すでにSNSでライブを行っているなら、配信を新しく作る必要はありません。チャネルを1つつなげるだけです。自社チャネルでどのように売上とデータにつながるかは、デモでご確認ください。
参考資料
Grand View Research, "Live Commerce Market Size & Share Report, 2026–2033"
Digital Applied, "Social Commerce Statistics 2026: GMV and Platform Data"
Venue Cloud, "When Social Platforms Go Down, First-Party Data Steps Up" (2026)
Omnibound, "First-Party Data Statistics (2026)"
Osmos, "First-Party Shopper Data in Retail Media: 2026 Playbook" (Experian, 2026)
Sprii, "Live Shopping Platforms: The Complete Guide for 2026"


